今回は気について。
気という文字がついた言葉はたくさんあります。
気持ち、気分、気配、気性、気立て、元気、強気、弱気、気合い、やる気、本気、気力、色気、内気、健気などもっとあります。それほど気というのは人にとって身近なものだと言えます。
私は以前から気というものに興味があり、気の流れ、エネルギーの流れを良くすれば健康にもなり色々と物事が上手く行くのではないかと思っていました。
植物にも声をかけたりモーツァルトなどの音楽を聞かせると良いとは聞きますし良いとは思いますが、私は手で直接触れるという事(手から気を流すという事)を渋谷スタジオのプラントによくやってました。すると手で触っていたプラントの成長がとても早いので驚きました。私は人間が出す気というものは全ての物を良くすると思っています。
又生物以外の石でも人が作った物でも全ての物には気が流れていると思っています。
私は3 年くらい前からレイキをやってます。手を通して気を送る事です。
誰でも気は流せますが、ある儀式みたいな事をやり気の流れをよくしてからやると直ぐに気が流せるようになります。今まで色んな人にやって体の調子がよくなったと言われていました。
我々がやってるペアダンスは、先ず手と手が触れ合います。
ということはお互いの気が流れ合ってる事でありお互いに体を癒しているのです。
だから年配の足が普通に歩けない人でも社交ダンスを踊っている最中は、足の調子が悪い事など忘れて思いっきり伸び伸びと楽しんで踊っている姿はしばしば見られます。
JSDC で行うペアダンスは、全くのダンス初心者でも誰でも気楽に無理なく始めることができ、直ぐに音楽で踊れることができます。また、筋肉を作り、頭を使い、異性の友達ができます。
相手と自分に気を流してお互いの体を癒し、美容になり、老化や認知予防にもなる、無理しないでやれば最高の趣味であることは間違いありません。
もうすでにダンスを始めている皆さんは、周りの人達にも勧めて健康になって貰い、皆さんで楽しい人生を送っていきましょう。
今回は、パーティでの踊り方について。
まずJSDC でのパーティは出来るだけ多くの人と踊って頂きたいので、基本的に1 人1 曲ごとにパートナーチェンジをお願いしております。踊り方は、相手の技量に合わせて踊るという事を心がけていただきたいです。いつも一緒に踊っている相手ではないとしたら、基本のステップから始まり段々と自分ができるステップをふやしていきます。相手ができない時は、それ以上の難しいステップは行わずに2 人が出来る範囲の中で踊りましょう。
パーティでは沢山の人がいるので、周りに目を配りながらぶつからないように注意を払わなければなりません。ですから組んでない手の出す方向も考えて欲しいです。
組み方としてはJSDCで行っているアメリカンスタイルのレッスンでは、男女の間は少し間隔を取って踊ります。はじめのうちは、カップルで踊る事に慣れていない為、男女一緒に歩く事もできないからです。段々と上のレベルになると回転量が多くなってくるので男女の間に間隔を取らないようにすると踊りやすくなってきます。アルゼンチンタンゴは別として、JSDC のアメリカンで習ってきた人は男女が体をくっ付けて踊る事に慣れていません。ダンスに於いて相手をよく知っている場合は別として、男性は女性との間隔を少し開けて踊って頂きたいです。
そして、大切なのは音楽に合わせて踊る事です。女性から時々聞くのですが、沢山のステップより音楽に合わせて踊る事の方が嬉しいと言います。兎に角相手と音楽に合わせて踊る事が重要です。
パーティでのダンスは見せる為ではなく、楽しむ為に踊っています。この事も知ってもらいたいです。女性は、誘われたらなるべく断らないようにして頂きたいのですが、色んな理由で踊たくない場合は、男性を傷つけないように丁寧にお断りして下さい。無理して踊る必要は全くありません。あの人がパーティに来るならもう行かないなど時々耳にしますが、1 人の人と踊りたくない為に、楽しいパーティに行けないなんて、何ともったいない事だと私は思います。誰かと踊りたくない場合、又は踊れない場合も丁寧にお断りすればいいのです。(これは男性側でも同じです。)でも、お断りしてしまうと踊る相手が1 人減るのは事実ですが。また時間が経ってその人といつのまにか踊っているとうケースもよく見てきました。色々書きましたが、皆さんが無理なく楽しくパーティで踊る為には必要な事ですので何卒宜しくお願い致します。
そして出来るだけパーティに参加しましょう。慣れると色々な事も自然に上手くなってきます。
今回は、日本のダンスホールについてです。
JSDC は、毎年1 月に「東宝ダンスホール」で新年会をします。
有楽町にある東宝ダンスホールは半世紀続いている日本を代表する格式あるダンスホールです。ダンスホールの良さのひとつは生バンドで踊れることです。
東京には、現在のところ、東宝ダンスホールと、鶯谷にある「新世紀」という老舗のダンスホールだけが残っています。
アメリカンペアダンス協会主催の「ダンスホールで踊ろう」という企画が新世紀で、昨年に続き今年11 月に行われます。
日本では「ダンスパブ」という場所もあります。生バンドは入りませんが、ダンスホールの小型版のような場所で、ダンスホールと同様、入場料を支払い、飲酒ができ、有料でダンスのお相手をしてくれるダンサーがいる、ダンスフロアのある場所です。最近ではダンススタジオを昼間に解放してダンススタジオ兼ダンスホールと読んでいる所も出てきました。
日本のダンスホールでの音楽は、社交ダンスのパーティと同じく、ブルース(フォックストロッ
ト)、タンゴ、ワルツ、ジルバ(スウィング)、ルンバ、チャチャチャの6 種目です。 日本で社交ダンスを行なっている人達からすれば普通のことでしょうが、JSDC のような14 種類ものダンスを扱っている我々としては、サルサやハッスル、ウインナーワルツもあれば、、と思ってしまいます。
ウィキペディアによると、1918 年(大正7 年)に開設された「花月園」(横浜市)が日本の最初のダンスホールということで、その後ダンスの流行と共にダンスホールは徐々に増え、1933 年(昭和8 年)には全国で約50 ヶ所まで増えましたが、太平洋戦争開幕の1940 年にダンス禁止令が出されてダンスホール閉鎖状態になりました。終戦後間もなく駐留軍兵士向けのダンスホールから始まって、日本人専門のダンスホールが再び続々と開設されるようになりました。最近では、社交ダンス人口の減少でダンスホールも減っていき、東京では2 軒になってしまいました。東宝ダンスホールも今年で無くなるという噂が立ちましたが、私が東宝へ直接連絡したところ、その予定は全くないようで、JSDC は例年通り来年1 月 27(日)日に東宝ダンスホールで新年会を
行います。生バンドと一緒に踊りましょう!お待ちしています!
ヨーロッパ事情第2 回目です。
第4 回位まで行きそうですが、細かいところまで読みたい方は、JSDC のホームページをご覧下さい。
さて、プラハの社交ダンス教室を訪れた夜にミロンガ(アルゼンチンタンゴのパーティ)に行きました。
ちょうどワークショップもあり、ミロンガには他のヨーロッパの国々からタンゴ愛好家が来ていました。
簡単にそのミロンガの状況を申しますと、DJ がいて、タンゴ独特の女性の誘い方(カベセオ)、3、4
曲毎にダンスフロアをクリアにして新しい相手と踊る(タンダ)、他のマナーなども同じで皆さん飲んだりお喋りしたりして、タンゴの世界は世界中同じだなと思いました。
サルサバーなども行くつもりでしたが、プラハもウィーンでも夜には疲れてしまって行けませんでした。
ウィーンですが、2 つの社交ダンス教室を訪れました。
2 つとも教室には立派なバーがありました。1 つは、近代的な5 つもダンスフロアがある、珍しく夏でも毎日クラスがあるところでした。午後は毎日シニアクラスがあり、ちょうど私はシニアクラスを見学できました。
1 番驚いた事は、どのダンスも右回りから始めます。私達のやり方と反対で男性は右足から女性は左
足から始めます。1 つ目の教室の先生と私は右回りから始めるか左回りから始めるか議論になってしまいました。
休憩中には生徒さん全員にタップリとアイスクリームが入ったアイスコーヒーを配っていました。冬はホットコーヒーとケーキだそうです。サービス満点です。もちろんビールを飲んでる人もいました。
もう1 つは格式ある立派なダンスフロアが2 つある教室で、ここでは一般クラスをじっくりと拝見できました。ダンス種目については、日本の社交ダンス教室が行なっているインターナショナルスタイルが中心ですが、アメリカンスタイルのよなダンスやステップもたくさんありました。皆さんダンスシューズは履いてますが、服装はジーパン等ありのカジュアルでした。ヒールトウなどのフットワーホールドは全然こだわってなく、相手と上手くステップが踏めればOK という感じで、疲れるとそれぞれ勝手に椅子に座って休んでいました。
アメリカでもフットワークやホールドについてはそれほどこだわっていませんでした。日本の先生は結構言われます。とにかく、ここではレッスンも習うというより楽しみに来てるという感じでした。
ダンスやダンス教室について簡単に表現してみますとヨーロッパ(楽しむ、リクレーション)、アメリカ(楽しみながら習う、リクレーション)、日本(習う、スポーツ)ここが一番の違いかなと思いました。
~ヨーロッパペアダンス事情について~
私は、7 月中旬から家族の関係でヨーロッパのチェコ共和国とウィーンに行く事になり、以前からヨーロッパの社交ダンス事情を実際に見てみたいと思っていました。
先ず、チェコの首都プラハの社交ダンス教室に行きました。
入ってすぐ大きなバーカウンターがあり、お酒やスナックが置いてありました。勿論ダンス教室ですから部屋の中は明るいです。右側にダンスフロア。13m×15m くらいで、4 人掛けの椅子とテーブルが仕切られて周りを囲んでいます。左側は、長いバーカウンターになっていて、テーブルと椅子が沢山あり、飲みながら休憩できるようになっています。
まだ開始まで1 時間弱あったので、私はワインとスナックを注文して、バーカウンターにいた1 人の年配の男性に色々質問させていただきました。
その男性はこの小さなイベントを、ただ「ソーシャル」と呼んでいました。私どものジャパンソーシャルダンスクラブの「ソーシャル」と同じです。このイベントはJSDCで言えば練習会。夕方6 時から10 時まで。週3 回。1 回\350 くらい。
クラスは?と聞くと、6 月中旬から9 月中旬までの3月はお休み。つまりバケーション。エ?、3 ヶ月も?ちょっと信じられない。次に行くウィーンでも聞いてみよう。」クラスの様子について聞くと、10 回コースで成り立っていて、皆カップルで1 人では受け付けないと言います。では相手がいない人は相手を見つけてからでないとダンスは習えない事になる。と言うよりも、相手がいるからダンスを一緒に習おう、という感じだと思います。他にティーンネージャクラスがあり、このクラスは皆シングルで来るそうです。
6 時になると少しずつ人が来始めました。皆カップルです。私は入れますかと聞くと、勿論お金を払えば入れるが多分踊れないから勧めない、と言われました。ダンスフロアを見ると4 組くらいいて、2 組は踊っていましたが2 組は飲みながらパートナーとお話ししていました。ダンスは殆どインターナショナルスタイルでしたが、フオックストロットの曲が流れると、私達がやっているステップとはちょっと違うのですが、アメリカンスタイルのように時々パートナーと離れたりして踊っていました。
誰も音楽を担当している人がいなく、ただ編集してある曲を流しているようでした。バーの男性に聞くと、その人が音楽も担当していて、元ここの先生だと言っていました。ダンスの先生はバーでも働くようです。
ヨーロッパの社交ダンス事情が少しわかった気がしました。結局そこにいてもダンスはできないので、この男性に教えて貰ったその夜にやっているミロンガ(アルゼンチンタンゴのパーティ)に行く事にしました。(つづく)
私のダンス人生は、ただ導かれるままにこれまでやって来ました。また、これからもそうなると思います。私はダンスの基礎を、ダンスでは世界最先端と言われるニューヨークで学びました。
学んだ学校、先生は世界のトップレベルだと思います。モダンバレエのアルビンエイリーで2 年半、クラッシックバレエのダンスシアターオブハーレムで3 年半、ここでダンスの基礎をしっかりと学びました。そしてタップダンスでは、アメリカでは振付師として名高いヘンリーリタングスタジオに何年か通いました。ペアダンス界に入ってからは、今でも連絡を取り合っている、世界では名高いピエールデュレイン氏に師事し、彼のスタジオで講師としても勤務させて頂きました。ピエールデュレイン氏の写真は渋谷スタジオにも飾っております。他にも沢山の世界的レベルの色んなジャンルのペアダンスの先生に学ぶ機会に恵まれました。日本で「社交ダンス」というと一般に「競技」というイメージがあるようで、「競技会などに出場するのですか?」とよく聞かれます。アメリカにはシアターア
ーツと呼ばれる、リフト(リーダーが女性を持ち上げる)部門が競技にあり、それに何度か出たくらいです。あとは、初めてニューヨークに行く前に立ち寄ったメキシコで、有名なダンスコンテストの番組でグランドチャンピオンになったくらいです。お陰で3週間くらいのメキシコ滞在の予定が2ヶ月となりました。それからダンスやミュージカルの舞台でプロとして活動し、日本に帰国してからは、講師と振り付け、JSDC やアメリカンペアダンス協会のイベント主催、スタジオ運営、が現在の私の主な活動となっています。ダンスに関しては時代の流れに沿ってこれからも色々な面で学んで行くつもりですし、皆さんのダンスでの楽しみ方を出来るだけ考えて発展させていきたいと思っています。そしてその時の自分にあったダンスとの関わり合い方をして行きたいと思っております。幸運にもJSDCでは、技術的にも人間的にも素晴らしいスタッフ、そして応援してくださる心優しい人々にも恵まれ、本当に幸せなことだと思っています。人生に感謝です。
今回は、パーティー、練習会についてです。
JSDCでは、アメリカンスタイルのペアダンスを中心に行っていますが、アメリカンスタイルの1つの特徴は、グループレッスン中心だということです。どんな人とも楽しく踊るには、色んな多くの人と常に踊る事が重要です。グループレッスンで他の人々と一緒にステップを学び、練習会でステップを思い出してJSDCの他のクラスや違うレベルの人達や講師と練習。そしてパーティーに臨む。パーティーでは、いつもよりオシャレして、美味しい料理(光武ファミリーが毎回、そのパーティーに合わせて腕をふるってます。大好評)と飲み放題のお酒、ミニレッスン、ゲーム、講師と生徒によるデモンストレーション、スタッフショーなど皆さんを飽きさせません。そしてたっぷりのフリーダンスタイム。パーティーには、JSDC以外の方やダンス初めての人など色んな人がいらっしゃいます。JSDCの方々はこれが普通のパーティーと思っておられると思いますが、外のパーティーを経験されてる人達はJSDCのパーティーへ来ると皆さん、こんな楽しいパーティーがあるなんてと、よく言われます。JSDCでは、皆さんが楽しむという事を第一に考えてやっております。
JSDCのパーティーでは、出来るだけパーティーに来ている全員が楽しんでもらえるように。クラスや練習会の時から男性の方々には出来るだけ多くの女性を誘い、踊ってない人を見つけて踊るようにとよく言っております。女性の方々には、男性と踊りたいと思うなら曲の終わりには、隣の人と話さないようにと。人と話しているところへは遠慮して声をかけにくいものです。
パーティーや練習会には、出来るだけ参加して皆さんで楽しみましょう。
今回は、私がこれからやっていきたいと思っていることをお話しします。
私の宿命はダンスを通して出来るだけ多くの人々に、ダンスを通して健康と幸せをもたらす事です。その方法は、何処でも誰とでも気楽に踊れるアメリカンスタイルのペアダンスを日本中に広める事だと思っています。この気持ちは15年前にNYから帰国してから変わっていません。出来れば、東京を中心に、北から札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡、にJSDCを作りたいと思っています。特にこれからはシニア層が日本の人口の3分の1を占めると言われています。ダンスは最高の、老化・病気予防です。この事実は医学界でもハッキリと言われています。特にシニアクラスは日本中に是非広めたいです。
また、13年間御縁に恵まれ、毎週続けている視覚しょう害者のためのクラスも広めたいと思ってます。更には、小学生にもペアダンスを通して尊敬と思いやり、チームワークを身につけてほしいと、3年前ニューヨークで参加した講師研修での思いに加えて、人との間にスキンシップが少ない日本においては、異性への敬意を持った振る舞い方も改善されるのではないかと思います。
又、日本の社交ダンスは競技用のインターナショナルスタイルが殆どです。日本で社交ダンスをしている人口は何十万人もいます。その中の殆どの人達は、ただ健康で楽しむという目的です。アメリカでは、社交ダンスは皆アメリカンスタイルをやりその中で競技に出てみたい、もっと高度なテクニックをつけたい人が競技用であるインターナショナルスタイルを習います。最近、もっとパーティ形式の楽しむダンスを取り入れないと、日本の社交ダンス界も衰退するばかりだと気付く人が出て来ています。そのためにもアメリカンスタイルの普及は日本の社交ダンスの発展に不可欠です。
また、パーティについても、もっと皆様が楽しんで頂けるように工夫をしていきたいと常に思っております。その為に、7月にヨーロッパへ各地のダンスパーティを見学に行く予定です。アメリカはよく知っておりますが、ヨーロッパのパーティ事情を知っていいところは是非取り入れていきたいと思っております。
私は、7年間の単身赴任中、妻、娘のいる北九州には2、3ヶ月に1度行っておりましたが、今年の7月で九州に移る事にしました。8月からは福岡、北九州を中心に九州で活動していきます。東京には土・日・月曜と毎月2、3回上京する予定です。JSDC東京は今までと変わらないどころか、クラス増設の予定です。個人レッスン、パーティなどのイベントには今まで同様、私も参加します。
どうかこれからも変わらない応援の程、何卒宜しくお願い致します。
今回は、ペアダンスを習う上で、是非身に付けて頂きたいダンスの基本になる動きについて書きます。これらを身に付けておくとステップがスムーズに身に着くと思います。
1つ目は、初級のクラスでも練習するグレープバイン、特にアメリカンスタイルでは色んなダンスに使います。又グレープバインを組んで行う時は、平行に進む方法、同じ方向にと進む方法の2つがあり、このリードを身につけるとあらゆるダンスで役にたちます。アルゼンチンタンゴの基本でもある動きです。
2つ目は、ツイストで、腰を回す動きです。1950年代の終わりから60年代にかけてアメリカから世界中で大流行した動きです。ここから発展して、スイブル、タンゴで使うファン、アルゼンチンタンゴで使うオーチョ、ハッスルのディーバウォークなど色々なダンスに応用されています。
3つ目はロック(Rock)、体重移動のステップです。これも沢山のダンスで使われており、発展してピボットとなっています。
4つ目は、もう1つのロック(Lock)、足を交差する動作、ウインナーワルツ、クイックステップ、アルゼンチンタンゴ、チャチャチャ、などに使います。
5つ目はシャッセ。ステップ、閉じる、ステップの3歩で成り立っています。この時の「ステップ」は、足を出して体重を移すときの動きの事を言います。あらゆるダンスに出てきます。チャチャチャの横のベーシックの中で出てくる「チャチャチャ」の部分がいい例です。
6つ目はロンデ。クラッシックバレエではロン・ドゥ・ジャンプといい、足のつま先で前や後ろに円を描きます。この動きもあらゆるダンスに入っています。足のターンアウトがキープできるかが美しく見せるコツになります。 > 7つ目はピボット。簡単に言うと1つの足で回る動きを指しますが、詳しいやり方はそれぞれのダンスのクラスで習って下さい。
もっとダンスでよく使うステップはあると思いますが、現状で私が思いついたものを出しました。
無理なく体に余り負担かけずに上手になりたいものですね。
そしてダンスを楽しんで一生続けれたら最高ですね。
JSDCの特長について
①日本で唯一アメリカンスタイルを中心に活動しています。
②ダンス種目が多い?現在16種目のダンスを扱っています。
③楽しいパーティーが多い?毎月の3種のプラクティスパーティー、新年会、バレンタイン、アニュアル、温泉ダンス旅行、サマー、夏祭り、ハロウィン、クリスマス、3ヵ月毎のシニアアフタヌーン。
④色んな層の人達に普及している?一般、シニア、視覚障害者、小学生、結婚式でのファーストダンス、クルーズ、婚活、TVやCM,ミュージックビデオ、プロの劇団など。
⑤皆さん仲良く笑顔が絶えない?ミーティングルームには、生徒さんが旅行などからお持ちになったお土産として、日本中世界中のお菓子がいつもテーブルの上に一杯。
⑥女性は苗字ではなく、名前やニックネームで呼びます。その人自身が女性として輝いて欲しいからです。
⑦年齢の話はしない?やらない事を歳を理由にしないで欲しいからです。海外では、人に年齢を聞くのはタブーですし、年齢は公表しません。
⑧原曲を使う?JSDCは、ダンス音楽でなくてもどんな曲が掛かっても踊れるようになるのが目的の1つでもあるので、できるだけ社交ダンスの為に編集された曲をつかわず、オリジナル曲をクラスでは使うようにしています。
⑨グループレッスン中心?より楽しく生活していくには人とのコミュニケーションをいかに取れるかが重要になって来ます。その点グループレッスンやパーティーで多くの方と踊ることによってコミュニケーションが取れ友達も増え、人生が明るく楽しくなります。
JSDCは益々皆さんに楽しんで頂けるよう頑張ってまいります。
これからもJSDCを宜しくお願いします。
今回は、師について。
私には、ダンスにおいて師と呼べる人が3人います。
1人目は、1930-40年代の映画界のスターであるフレッド・アステア。彼とオードリー・ヘップバーンの映画「パリの恋人」を初めて観た瞬間、私のダンス人生が決まりました。その後すぐにダンスの本場ニューヨークへ渡りました。アステアのダンスは、バレエ、タップ、ペアダンスが基本になってると思い、私もそれぞれのダンスを学んで今に至っています。私のダンスの原点はフレッド・アステアのダンスです。もちろんアステアのダンスは、私など全く比べものならないくらい優雅で魅力のあるものです。又、アステアは自身を見せながらパートナーを大切に扱って踊る姿は、ペアダンスの理想の姿ではないでしょうか。時々アステアの映画を見返しますと振り付けの素材になるものが結構あり発見が多いです。
2人目は、私がニューヨークで大変お世話になったピエール・デユレイン氏。デユレイン氏の勧めで、在ニューヨークの日本人のためのペアダンスクラスJSDCニューヨークが発足しました。氏がディレクターの舞踊団アメリカンボールルームシアターのメンバーとして舞台で踊る経験にも恵まれ、氏のスタジオのピエール・デユレインダンスクラブの講師になり、氏の勧めで ミュージカルの振り付けをさせて頂き、氏のアドバイスで社交ダンスのロンドン本部のインペリアソサエティーの難しい試験を受けて世界共通の講師としての資格が取れました。氏はイギリスのブラックプールの世界大会のエキシビジョンの部で 何度もチャンピオンになり、ブロードウェイでの活躍でフレッドアステア賞を取ったりしているダンサーとしても世界的に有名な人です。又ダンシングクラスルームという小学生に社交ダンスを通して尊敬、思いやり、チームワークを身につけるプログラムを創設、全米、世界的に広げてその内容を中心に3本の映画にもなっています。今も色々な国の子供達にダンスを通しての教育活動を続けています。氏はダンスをどう人生に活かすかを教えてくれてます。
3人目は、私がNYのスタジオでペアダンスのクラスを受けてる時の恩師エド・ブリテン先生。ペアダンスの知識のすごい事、私はこの先生をペアダンスの教授と呼んでいます。また教える技術が素晴らしいのです。復習と新しいステップをいつも丁度いい時間で、決して感情的にならず、パートナーチェンジのやり方も非常にスムーズ。実際にクラスの運び方というのをこの先生から学びました。フレッド・アステアで私のダンスの基本が決まり、ピエール・デユレイン氏で私のダンス人生の方向性が決まり、エド・ブリテン先生でダンス講師としてのやり方が決まったと言ってもいいでしょう。まだまだ私もダンスにおいても人間としても学ぶところは沢山あります。8月からは、福岡と東京の2ヶ所でダンスの普及に邁進してまいりますので、何卒これからも宜しくお願いします。
人間の思いについて
早速ですが、私は二年半ほど前から、外出時は裸足で草履、その後、現在は下駄を履いております。この姿の印象というものが、人によって面白いほど違います。まず、視線の行先が下駄なのか、裸足なのかの違いです。夏は「素足に履物」が珍しくないので、下駄に目がいくようです。しかし、今これを書いているのは12 月、私の足を見ての人々の感想は、「下駄ですか!」「裸足ですか!」「わ?寒そう」「寒くないですか」「風邪ひかないですか」「健康のためですか」
「粋ですね」「私も若い頃は裸足で歩いてました」「私も家では和風の格好しています」など。 そして外を歩いていると、人の視線が足元に集まるのがよくわかります。
少し関連して、アーシングという健康法を実践しており、時々裸足で大地の上を歩いています。場所は主に、代々木公園とか二子玉川の土手などで、コンクリートの上ではなく、草や土の上を歩くのが目的です。足裏には多くのセンサーのようなものがあり、色んなものを感じたり情報を得ています。大地からのエネルギーを貰い、体に溜まった電磁波も抜くそうです。今のところ、私自身で見つけた効果的なスポットが、岐阜の神社と京都の山にあり、年に何回か裸足で歩いています。これを人に話すと、ガラスなどが足に刺さったりしませんかと聞かれますが、まだ1 度もそいう事
はありません。街のコンクリートの上も歩いたこともありました。コンピューターの世界で有名なスティーブ・ジョブス氏も、インドから帰って来た後、大学内を裸足で歩いていた様子が、彼の半生を描いた映画に映っていました。裸足で歩きだしてから、体調が良いような気もします。
私がシューズを履かなくなったきっかけのひとつとして、私自身の足の特徴もあります。ダンスを長年毎日長時間(現時点で38 年)やって来た理由もあるかもしれませんが、男性には珍しく両足とも外反母趾が大きく、右足は人差し指が親指の上に重なっています。
このこともあり、足を何かに覆われるのが好きではありません。私は自然な物、自然な考え方、自然な動きが好みですので、体に関しても出来るだけ人間の自然治癒力を大切にしたいと思っています。健康を保つには出来るだけ自分で身体を動かした方が良く、その点でも、ダンスは最高の健康法でありいい趣味でもあると感じます。ダンスを出来るだけ長く続け、まだ体験していない人にもダンスの良さを伝えて行きたいす。