密集する東京

世界の四大都市の一つである東京(他はニューヨーク、パリ、ロンドン)の現在の人口は1,322万人日本全体では1億2,761万人、東京には約一割の人々が住んでいることとなります。さて、ダンス人口はとなると、どうでしょうか。JSDCが製作しているDVDを日本全国に紹介しようと、日本にあるペアダンス(社交ダンス、アルゼンチンタンゴ、サルサ等)教室をインターネットで調べてみた事がありました。

 

教室の数を見ると、どの県も東京都の半数にも及びませんでした。そして東京以外の県は神奈川、そして埼玉県、東京近郊であり、これらの県は、日本第2位の都市であると言われる大阪府より教室が多くありました。いかに東京中心に教室が集まっているか、比例してダンス人口も多く、また、ダンスのレベルも必然的に高くなる訳です。社交ダンス教室の他にも、人気の高いアルゼンチンタンゴの教室も東京で50件、次いで、横浜を中心とした神奈川県、残りの県は5つあればいい方でした。タンゴの場合は、また少し特別かもしれません。

 

この状況を講師やスクール側から見ると、東京は激戦区であると言えます。生徒さん側から見ると、東京は、教室、講師の選択肢が充分にあるいい環境という訳です。

 

さて、日本全国で10もないアメリカンスタイルの教室。競争はあまりないと言えますが、逆に、このスタイルをどのように広めたらよいのでしょう。何か皆さんにいいアイデアがあれば教えてください。又、続けて応援の程よろしくお願い致します。