体操のこと

JSDCの夜のクラスは今年から新しいシステムとなり、昨年と比べて曜日や時間帯の変更はもちろん、クラスの流れにも変化があります。

例えば、体操の時間が短くなりました。これは体操が重要でないということではありません。長くレッスンを続けている方はお分かりになると思いますが、体操の役割はダンスの準備運動としてだけでなく、健康の面でも大きく影響があります。5分間の体操ですが、1週間に何回か(もちろん1回でも)この体操を繰り返すだけでも体に良い変化が出てきます。より体が柔らかく体調も良くなってきます。

私自身がNY時代に通ったダンスクラスのストレッチの中から、NHKの朝のラジオ体操の中から、ヨガ・スポーツ選手のドクターの話の中からなど、色々なストレッチを組み合わせています。もちろん生徒さんの御意見も取り入れています。

フォックストロットのような軽く歩くようなダンスでもストレッチなしでは体を痛めることはあります。幸いにも、これまでJSDCのクラスの中で怪我はありません。体操のお陰だと思います。クラスの一番始めと最後に行う頭を下げて体を曲げていくストレッチは背骨と腰には本当によく効きます。

健康でなければダンスを続けられません。健康第一です。興味深いことに、少々の疲れや体調の良くない時でも、クラスに参加して踊った後は、全く来た時とは違ったすがすがしい気分で帰ることが出来たという方は少なくありません。私自身、ダンスを踊ることが出来ることに感謝して、今後も皆さんにダンスの楽しさを伝えて行きたいと思います。

皆さんも是非健康でダンスを続けて下さい。