ファーストダンスとラストダンス

JSDCが、結婚式での新郎と新婦によるファーストダンス、そして新婦と新婦のお父さんによる「ラストダンス」を日本で紹介しはじめて、約1年半が過ぎました。はじめは、あまり反応がなく、パーティという文化があまり発達していない日本でダンスを広めるのは難しいのかもしれないと思いました。しかし今年に入り、ご結婚を控えたカップルからのお問い合わせが増え、そしてブライダル業界の人々の反応も感じ始めました。


先日の朝日新聞の投稿の中でも「外国映画で、花嫁と父親がワルツを踊るシーンを見た。父娘が手を触れることさえあまりない日本で、この素敵な習慣があったらな、と羨ましく思った」とありました。欧米スタイルの結婚式を良く知る、ブライダル業界の第一線でご活躍される方々のお話を伺ってみると、日本の結婚式にダンスを取り入れることは、ずっと望まれていたとのこと。けれども、なかなか実現しなかったのは、ブライダル業界のダンスに関する知識、また、ダンス界の欧米スタイル結婚式への認識が薄かったのかもしれません。

私の夢である「一人でも多くの日本の方にパーティダンスの楽しさを知っていただく」ことを実現するためにも、自分がアメリカで学んだこと、経験したことを生かしてブライダル業界でもダンスを取り入れる活動を続けたいと思っています。